介護にかかる心理的・肉体的負担を軽減することは、より上質な介助や介護を実施提供することに直結します。 負担の軽減をサポートする介護用品・福祉用具を上手に利用しましょう。
■介護用エプロン
脱ぎ着がしやすく、作業時にズレ落ちたりしないようなものを選びましょう。
また、入浴介助やポータブルトイレの洗浄、調理や水回りの作業も考慮し、防水加工が施してあるものを選ぶとよいでしょう。
■手指殺菌・消毒剤
食べこぼしや嘔吐物・排泄物の処理など、介護の現場では、その手が汚れるだけでなく、病原菌等に汚染される可能性があります。それが原因で、介護を受ける人にも食中毒や感染症が発症することもあり、同時に介助者自身も、感染症の危険に晒されることになります。
また、高齢者にとって重大な危険をともなう新型や季節性インフルエンザへの感染予防には、手洗いや手指の消毒が最も有効と言われます。
介護現場では、「手洗い」が最重要であり「1ケア1手洗い」などと言われます。しかしながら、実際の現場では頻繁に手洗いを実行することはなかなか難しいのが実情でしょう。大原則は「手洗い」の実行ですが、その補助的な位置付けとして、速乾式の殺菌・消毒剤を利用することも有効です。
■使い捨て手袋】
介護だけでなく、調理や掃除等水回りのお仕事がある場合、衛生面だけでなく、お肌の保護のためにも重宝します。
素材には、プラスチックやゴムなどがあります。また薄さやそれに比例する丈夫さも様々な種類があります。