食事イメージ

指先の力が弱くなってくると、箸で上手に食べ物が掴めなかったり、スプーンで口元に運ぶ途中でこぼしたり…。 ついつい手伝いたくなってしまいます。しかし、食事は自力で、自分のペースでとってこそ楽しいものです。 なるべく介助無しで、楽しくお食事ができるように介護用品を上手に活用しましょう。


■テーブル

そもそも一般的なテーブルの高さは、高齢者にとって高すぎる傾向があります。 家族と同じテーブルとイスを利用できれば問題ありませんが、車いすから乗り移る必要がある場合など、本人も家族も大変です。かと言って、車いすのままでテーブルにつくとなると、一般的なテーブルと車いすとでは、高さが合わない場合が多く、テーブルの構造によっては、車いすのアームレストにつっかえてしまったりして、適切な位置に座ることができない場合もあります。また、寝たきりなどでいすやテーブルへの移動が困難な場合は、ベッド用のテーブルを利用することになります。

介護用テーブル ベッド用サイドタイプ ベッド用オーバータイプ
車椅子用 サイドタイプ オーバータイプ
■車いす利用時
■ベッドに腰掛けて使用
■ベッドに起き上がって使用 ■ベッドに起き上がって使用
見積もり

ご購入予定の商品が具体的にお決まりの方は、お見積りいたします。

■エプロン

エプロン

箸やスプーンで食べ物をうまく掴めなかったり、口元からこぼしてしまうことがあります。 介助者は後片付けが大変ですし、利用者も気を使って食欲無くしてしまう原因になると大変です。 お食事用エプロンを利用することによって、後片付けも楽になり、余計な気を使わず食事に臨めます。 またお食事の際に、綺麗なエプロンをつけることで、ちょっとした気分転換にもなるでしょう。
 素材には、撥水加工したものやタオル地のものなどがあります。また、食べこぼしを受けとめる ポケットがついているものもあります。柄や大きさも考慮しながら最適なエプロンを選んでください。

見積もり

ご購入予定の商品が具体的にお決まりの方は、お見積りいたします。

このページの先頭へ

■食器

健康な人は食事の際に、無意識にスプーンや箸・食器を使えていますが、実際は非常に微妙な力加減が必要な動作です。 そのため、ごく僅かの体の障害でも、なかなか上手に食事ができなくなるものです。 しかし、なるべく自力で食べ物を口の中に入れたい――それが食事の楽しみでもあります。

<介護用スプーン>

介護スプーン

先の形状や柄の長さ・太さや素材など様々な種類があります。

障害の程度にあったものを選んで下さい。 実際に売り場等で触ってみるとよいでしょう。

  • ■樹脂製スプーン
     →口の力加減がうまくできずに、噛んでしまう場合などに
  • ■柄の形を変形できるタイプ
     →普通の持ち方以外に、しっかり握れるように柄の形を変形できる
  • ■先が小さいタイプ
     →口が大きく開かない場合や、介助者が食べさせる場合

<介護用はし>

介護用はし

おはしは、スプーン以上に操作が難しい道具です。 そのため、僅かな障害でも上手におはしが使えなくなります。 握りの部分や先の形状などに工夫を施した、多種多様なタイプがありますので、 実際に売り場等で触ってみるとよいでしょう。

<お皿等>

介護用皿

滑りにくく安定するような加工がしてあるお皿、ホルダーのついているお椀、首を大きく傾けなくても 飲みきれるような湯のみなど、様々な種類のものがあります。

見積もり

ご購入予定の商品が具体的にお決まりの方は、お見積りいたします。

このページの先頭へ

■食品

ユニバーサルデザインフード

嚥下(えんげ)障害のある場合には、食材を細かくきざんだり、いわゆるミキサー食になります。 しかし、どうしても見た目が良くならないので、その分味付けや盛り付けが大変です。 献立を考え、買い物をし、調理をして、食事、後片付け……と多くの家事の手間も必要で、 さらには、塩分やカロリー量の計算などの配慮も必要になります。

高齢化社会の進展にともなって、市販の介護食も多彩になってきており、それらを上手に利用すれば 上記のような、手間や負担を軽減できるだけでなく、食卓もバラエティに富むものとなるでしょう。あるいは 宅配サービスを利用するのも一つの選択肢かもしれません。

また、嚥下障害がある場合には、水分の摂取が困難で、水分補給も問題になります。 元々高齢になるにつれて、喉の渇きを感じにくくなるため、脱水症状や熱中症などの危険も増大します。

見積もり

ご購入予定の商品が具体的にお決まりの方は、お見積りいたします。

このページの先頭へ